今回のテーマは、「股関節内転筋群(ないてんきんぐん)の作用 その1」です。

これまで内転筋群の起始停止をみてきました()。

今回から2回にわけて、これらの筋肉の作用をみてみます。


1つ目の作用は、【股関節を内側に曲げる】です。


この動きを内転(ないてん)といいます。

股関節内転筋群の中のどの筋肉を使うかで、股関節の曲げ方が変わります。


※ここでは、

恥骨筋(ちこつきん)
長内転筋(ちょうないてんきん)
短内転筋(たんないてんきん)
薄筋(はくきん)
大内転筋(だいないてんきん)

をまとめて股関節内転筋群と言っています。