腓骨

今回は、腓骨(ひこつ)をさわってみましょう。

腓骨は脚を構成する骨の1つで、膝から下のスネとよばれる部分についている骨です。

脚の骨は、太もも部分は大腿骨という1本の大きな骨ですが、膝から下は脛骨(けいこつ)と腓骨という2本の骨に分かれています。

腓骨は、この2本の骨のうち、小指側についています。

腓骨は上下が少しふくらんでいて細長いかたちをしていて、めん棒に似ています。

膝より少し下の脚の側面で、腓骨のふくらみをみつけることができます。

しっかり骨をイメージしながらみると、ふくらみを視覚的にも確認できるので、さわる前に、そのふくらみを確認してからさわると、さわりやすいです。

腓骨のふくらみをみつけたら、そこから足首にかけて手をずれしながら腓骨をさわっていきましょう。

真ん中部分は筋肉におおわれていてさわりにくくなりますが、足首に近づくにつれて、また骨が表面にでてくるのでさわりやすくなります。

外くるぶしは、腓骨の足首側のふくらみになります。

腓骨のかたちのイメージができない人は、さわる前に腓骨のかたちを確認してしっかりイメージしながらさわると、さわりやすくなります。