大腿骨

今回は、大腿骨(だいたいこつ)をみてみましょう。

大腿骨は太ももについているとても大きな骨です。骨盤とつながっています。

骨盤と大腿骨

大腿骨は、上腕骨と形が似ています。どちらの骨も股関節側や肩関節側が丸くなっています。

ですが、大腿骨は骨盤とつながる股関節側の骨の形が少し違って、L字の形をしています。

上腕骨(じょうわんこつ)
上腕骨

イラストを見て、上腕骨と大腿骨の形の違いを確認してみてください。



骨格模型で大腿骨をリアルにみてみましょう!

大腿骨 腹側

大腿骨はお腹側からみると上の写真のような形をしています。股関節側がL字に曲がっているのが分かります。

大腿骨の背中側
大腿骨と骨盤

体の中を見える化するためには、まずは骨の形をよく見て知っておくことが前提となります。

そして、本の中の大腿骨と違って、体の中の大腿骨は平面図ではなく立体です。

体のコンディショニングやボディコントロールをするとき、立体的にイメージができるようになっておくことが大事です。

スポーツや体操で、股関節につまり感や痛みがあるときに、関節の構造に沿って動かすだけで、そのつまり感や痛みが軽減することはよくあります。

また、片足立ちのバランスが悪い時、その原因が単純に脚の筋力不足とひとくくりにされることがありますが、股関節の意識が弱く、股関節の筋肉をうまく使えていないだけということもあります。

こういった体に関する問題も、解剖学で体の中を見える化して構造やしくみが分かっていると、なぜそうなっているかや、それに対してどうしたらいいかがだんだんと分かっています。

旅行するときに地図帳があると、旅がしやすくなるように、複雑な体も、解剖学を学ぶと、地図帳を手に入れたときのように、体を俯瞰的にみることができるので、疑問や問題解決をしたいときにとても役立ちます。

コンディショニング

まずは、じっくり大腿骨を眺めて、かたちをイメージできるようになりましょう。

1回みただけでは、イメージできるようになるのは難しいので、大腿骨を何度もみて、イメージしてください。

繰り返し見て、イメージして、触ったり、動かしたりしながら大腿骨を学ぶことで、だんだんとリアリティを感じる解剖学ボディイメージができてきます。