今回は骨の向きあてクイズです。

下のイラストでは、肩甲骨を背中側とお腹側からの2方向からみています。

どっちの骨が背中側から見た肩甲骨でしょうか。

それでは、クイズの答えです。

↓答え↓

答え:Aです。

肩甲骨の背中側には横長の突起がついているのが特徴です。

この突起は、知っていると体表から位置を確認できたり触りやすかったりするので、肩甲骨を観察する際にとても重要な指標になります。

リアル解剖学の講座でも、まずはこの突起を触る体験を通じて、骨を触る力や感じ取る力を高めていきます。

つぎに、この骨をいろんな方向から見てみましょう。

いろんな方向から骨を見ることで、肩甲骨を立体的にイメージできるようになります。

実際の骨は、教科書にのっているような平面的な骨ではありません。

イメージを立体的にすることは、解剖学をリアルな解剖学ボディイメージに近づけていく際にとても重要なポイントになるので、一方向からだけでなく、いろんな方向から肩甲骨をみて、イメージを立体化しておきましょう。