今回は腕の骨クイズです。

下の画像の骨の名前はなんでしょうか。

ヒントは前腕部分についている骨です。

前腕部分には、2本の細長い骨があります。この骨は、その2本の骨のうちの小指側の骨になります。

それでは、クイズの答えです。

↓答え↓

答え:尺骨(しゃっこつ)です。

上の画像は尺骨を横からみています。

肘側が太く、手首側が細くなっています。六角レンチのようなかたちをしています。イメージつくりの参考にしてください。

尺骨は、上腕骨と手の骨をつないています。

前腕には2本の骨があるといいましたが、親指側についている骨は橈骨(とうこつ)といいます。セットで覚えておきましょう。

この2本の骨の動きは手のひらをくるくる回すような動きでとても重要になります。

例えば、ドアノブを回したり、スプーンで食べ物をすくう動きです。

他の骨とくみあわせてみると下のイラストのようになります。どの位置に胸骨があるのかを確認しておきましょう。

イラストをみて、この骨をイメージして手のひらを上にしたり下にしたりして、前腕を回してみましょう。

そして、自分のからだで骨が動くのを感じてみてください。

自分のからだを感じながら観察することで、解剖学ボディイメージのリアリティが高まります。そして、それが観察力アップにつながります。