今回は頭の骨クイズです。

下の画像の骨の名前はなんでしょうか。

とても有名な骨ですね。

それでは、クイズの答えです。

↓答え↓

答え:頭蓋骨(とうがいこつ)です。

一般的には”ずがいこつ”といいますが、医学用語は音読が基本で”とうがいこつ”とよむことが多いです。

ちなみに白骨化した頭蓋骨を、”どくろ”や”しゃれこうべ”というようです。

この骨の中には空洞があって、そこに脳がはいっています。

上の画像は頭蓋骨をからだの前からみています。

頭蓋骨はたくさんの骨の組み合わせです。成人では通常28個の骨から構成されています。

そして、その骨の多くは、肩関節や股関節のようによく動く可動性のある関節ではなく、パズルのようにしっかりと組み合わさってあまり動きがない関節になっています。

例外は、顎の関節部分でこの顎関節はとても良く動きます。

頭蓋骨を他くみあわせてみると下のイラストのようになります。

背骨の上にのっています。

どの位置に頭蓋骨があるのかを確認しておきましょう。

頭蓋骨と背骨の位置関係は、姿勢を考えるときに重要になります。

この部分の位置関係が悪いと、背骨で頭の重さを支えることができずに、首から肩周辺の筋肉に負担がかかるので、肩こりの原因になります。

肩こり改善のための姿勢つくりには、この部分のイメージ力と、その位置を調整するボディコントロールが大事です。

姿勢のポイントは、首の骨の上に頭蓋骨をもってくることです。

逆に猫背の人がとりがちな頭蓋骨が前につきでたような姿勢をとっていると首から肩にかけての筋肉に負担がかかり、肩こりになりやすいです。

頭蓋骨のもっと詳しい説明はこちらもみてみましょう→頭蓋骨