上腕骨

今回は、上腕骨(じょうわんこつ)をさわってみましょう。

上腕骨は腕を構成する骨の1つで、二の腕部分についている細長い骨です。

肩甲骨とくっついて肩関節(けんかんせつ)をつくる骨です。

上腕骨は肩関節側が丸くなっていて、肘側が横にひろがっています。

孫の手のようなかたちに似ています。

肩関節側は三角筋(さんかくきん)という大きな筋肉におおわれているので、腕を上げてさわるとさわりにくくなります。

脇が開かないように腕を垂らすと三角筋がゆるむので、この筋肉の奥で上腕骨のまるみをさわることができます。

そこから、肘側へ手をずれしていくと、真ん中あたりは筋肉が多くなるのでさわりにくいですが、肘関節あたりでこの骨が横に広がっているのをさわることがきます。

上腕骨のかたちのイメージができない人は、さわる前に上腕骨のかたちを確認しておくとさわりやすくなります。