今回は、肋骨をみてみましょう。
前回、背骨をみました。
今回みる肋骨は、この背骨の中の胸の部分の骨のお腹側についている鳥かごのような形をした骨です。
この鳥かごみたいな骨の中に肺や心臓がはいっています。
骨格模型でみてみましょう!
肋骨の腹側は肋軟骨という柔らかい骨になっていて、呼吸の時に柔軟に膨らんだり縮んだりする動きがしやすい構造になっています。
肋骨は、呼吸と関係が深いですが、スポーツや日常生活の姿勢つくりにおいても重要になります。
なぜなら、肋骨には、腕の動きの土台となる肩甲骨を動かす筋肉や、お腹周りの動きをコントロールする腹筋がつくからです。
肩甲骨まわりの筋肉やお腹の筋肉を使うときに、肋骨のイメージがないと、どこに意識を向けて動いていいかがあいまいになりがちです。
まずは、じっくり肋骨を眺めて、かたちをイメージできるようになりましょう。