
今回は、背骨をみてみましょう。
頭蓋骨からお尻につく背骨は、積み木みたいな小さな骨がたくさん!
背骨は上から、頸椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)、仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)といいます。
この背骨が頭蓋骨を支えています。そして、この中には、脊髄神経という神経が通っています。
背骨は横からみると、まっすぐの棒のような形ではなく、前後にわん曲した波の構造をしています。

そして、それぞれの骨のつなぎ目が関節になっているので、僕たちの体は曲げ伸ばしや、横に倒したり、ねじったりと自由にいろんな方向に動かすことができます。
骨格模型でもう少しリアルにみてみましょう!


腰の骨を背中からみると、こんな感じです。腰の関節は、ねじれの動きが少ない構造で、曲げ伸ばしが得意な形となっています。

腰椎は横からみると、お腹側にわん曲しています。

腰の骨を拡大してみると、こんな形です。上のキレイな●は、模型の支柱がはいっていた後なので、実際はここにこの●はありません。
その下の、台形の穴は、脊髄神経の通り道です。
いろんな方向から、骨をみることで、この骨を立体的にイメージできるようになることが大切です。
このイメージ力が、からだを見るときに、いつもみている皮膚に覆われた体ではなく、体の中を見える化する力につながります。
そして、その見える化力が、解剖学をもとにした、観察力や分析力の元になります。
スポーツや日常生活の姿勢つくりにおいて、体の使い方はよく重要視されますが、背骨をイメージできるようになると、動きのコントロールがとてもしやすくなります。
まずは、じっくり骨を眺めて、かたちをイメージできるようになりましょう。
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