今回は腕の関節クイズです。
下の画像の関節の名前はなんでしょうか。
上腕骨(じょうわんこつ)、尺骨(しゃっこつ)、橈骨(とうこつ)のつなぎ目の関節です。
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それでは、クイズの答えです。
↓答え↓
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2021/04/a1843a4b2ee81e557667a5b08189c6d8-1024x1024.png)
答え:肘関節(ちゅうかんせつ)です。
一般的には肘の関節といいますが、医学用語では、音読で読むのでちゅう関節といいます。
上の画像は肘関節を手のひら側からみています。
関節をみるときのポイントは、
・関節の位置
・関節のかたち
です。
肘関節の位置は、肘が曲がるところなので比較的分かりやすいと思います。
かたちは、肩関節と比べると少し複雑で、丸くなっていたり、滑車のようなかたちをしたりしています。
関節はそのかたちにそって動きます。
肘関節の動きは、肘の曲げ伸ばしと、手のひらを上に向けたり下に向けたりするように回す動きをつくっています。
関節をイメージしながら動かしてみましょう。
肘関節の位置もからだにあてはめて確認しておきましょう。
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手のひらを返す動きは、一般的には手首の動きのイメージの方が強いかもしれませんが、実際は肘の関節の動きがとても重要になります。
そのため、野球などで肘を怪我した人や、デスクワークで肘が固くなっている人は、手のひらを上に向ける動きが苦手なことが多いです。
からだの構造がわかってくると、問題が起きたときに、どこがどうなっていて、どう対処したらいいかを考えることができるようになります。
少しずつ解剖学ボディイメージをつくっていきましょう。