![肘関節(ちゅうかんせつ) ひじ関節](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/9864514748bc0bd6f6c5c7c6c80e6092-2-1024x1024.png)
今回は、肘関節(ちゅうかんせつ)をみてみましょう。
肘関節は、二の腕部分の上腕骨(じょうわんこつ)と、前腕部分の尺骨(しゃっこつ)と橈骨(とうこつ)の、3つの骨のつなぎ目部分の関節です。
医学用語では、関節の名前などの専門用語を音読するので、ひじ関節ではなく、ちゅう関節といいます。
ちゅう関節というと、少し難しく感じますが、要するに、肘(ひじ)の関節のことです。
上腕骨と尺骨、橈骨のイラストも載せておきますので、初めてこの関節を見る方は、まずは、それぞれの骨のかたちをしっかりみておきましょう。
![上腕骨(じょうわんこつ)](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/333df33204ba76a6d9e0aab763e4a272-3-1024x1024.png)
![尺骨(しゃっこつ)](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/416e7cd17ad2a2a3431db1bff4a5c903-2-1024x1024.png)
![橈骨(とうこつ)](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/50c56dfff7e1331bd84d45b4b9fb8dcc-2-1024x1024.png)
肘関節をつくっている3つの骨をみましたので、今度は肘関節の動きをみてみましょう。
![肘関節(ちゅうかんせつ) ひじ関節](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/2ac733545c07a0dd663c28d7342fd5e6-1-1024x1024.png)
肘関節は、曲げ伸ばしの動きと、前腕をクルクルまわす動きが得意です。
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手のひらを返す動きの時、前腕の骨はエックス字のように交差します。
![肘関節(ちゅうかんせつ) ひじ関節](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/fb16b4a414a51e1a32715ff2e0883218-1024x1024.png)
肘の一番ふくらんでいる部分に、肘関節があります。
その部分をつかんで、肘を曲げ伸ばししたり、クルクル前腕を回したりして、自分の体で、肘関節の位置と動きを確かめてみましょう。
骨格模型で肘関節をみてみましょう!
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/987C3588-6A99-41DA-8CBD-3C56FB7B0123.jpeg)
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/C8EC4986-D34C-4E3C-BB24-A4B1CB1DCE42.jpeg)
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/B8568864-49D6-4D22-9DF0-86606534396E.jpeg)
関節を見るときのポイントは、
・関節の位置
・関節のかたち
です。
関節の動きは、関節の形に沿うので、関節の形をしっかり見ることで、その関節がどんな動きをするかが分かります。
まずは、骨の形をみたあとに、関節部分を拡大して、しっかり関節の形をみてみましょう。
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/0BF20458-516B-433E-B7C5-5FE925795F10.jpeg)
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![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/547A25A5-B978-432A-B0CE-CE783E157223.jpeg)
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/FCFB2F09-36EA-40D8-A873-B32E4B558772.jpeg)
上腕骨を拡大してみると、こんな形です。お腹側も、背中側も、尺骨や橈骨がうまく組み合わさるような形になっています。
※ちなみに、この骨格模型の針金と、針金がついている部分の切れ込みは、実際の体にはついてないので、人の体をみるとき、このイメージは必要ないです。
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/867D9AA0-40B3-498C-8BC7-786B07265C59.jpeg)
尺骨はこんな形です。六角レンチみたいな形をしています。
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/F5F51610-8FB1-4523-B69E-17E79EB5A510.jpeg)
尺骨を拡大してみると、尺骨がフック状になっているのが分かります。このフック状の骨が、上腕骨の凹みとつながります。
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/F663ACD4-82D0-4F74-9581-5388653B6CB9.jpeg)
橈骨は、細長いバッドのような形をしています。
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/8D3AF393-96E8-4A74-9477-246848FB7C52.jpeg)
橈骨の肘関節側を拡大してみると、バッドのグリップのような形をしてます。
このグリップの凹みが、上腕骨とつながるようになっています。
次は、動画で肘関節の動きをみてみましょう。
1回みただけでは、イメージきるようになるのは難しいので、何度も肘関節をみてください。
そして、解剖学ボディイメージをつくっていきましょう。このイメージ力が、体を見える化する力になります。
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/05523B84-BC26-4570-8DD3-EAA9650101C6.jpeg)
見える化する力は、
・コンディショニング力
・ボディコントロール力
・体力つくり
・観察、分析力
といった体に関する疑問や問題解決、パフォーマンス力をあげる力を高める際にとても役立ちます。
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/DA1E83C0-49EF-4B04-8FA7-D7AEC4DCCA35.png)
ゆっくり少しずつ、見える化できる筋肉や骨、関節を増やしていきましょう。