今回は腕の関節クイズです。

下の画像の関節の名前はなんでしょうか。

尺骨(しゃっこつ)、橈骨(とうこつ)、手の骨のつなぎ目の関節です。

それでは、クイズの答えです。

↓答え↓

答え:手関節(しゅかんせつ)です。

一般的には手首といわれている部分ですが、医学用語では、手関節(しゅかんせつ)といいます。

医学用語は音読で読むので ”て関節” ではなく ”しゅ関節” といいます。

上の画像は右手の手関節を手のひら側からみています。

手のひら部分は、皮膚上からみると一枚の板のようにつながったかたちをしています。

でも、解剖学で見える化すると、指と同じように細い骨になっているのが特徴です。

手関節の位置も確認しておきましょう。

手関節は小さな骨がたくさんあつまってできています。

現代生活では、スマホやパソコンで指先ばかり使う動作が多く、手が固くなっている人が多いです。

手が固くなると、手の痛みや、肩こりなどの原因になることもあります。

手の構造を知り、手のメンテナンスをすることや、前腕部分を緩めることはとても大切です。

そんなときに、解剖学でからだの中が見える化できると、自分のからだの状態を把握したり、それに対するアプローチを考えることができるようになります。

また、手のひらが一枚の板のような構造ではなく、指のような細い骨に分かれている構造であることを知ることで、手の使い方が変わります。

しっかり画像をみて、解剖学ボディイメージをつくってみましょう。