今回は、「手関節(しゅかんせつ)の動きをみてみよう!」です。
手関節は、前腕部分にある尺骨(しゃっこつ)、橈骨(とうこつ)と、手の骨のつなぎ目の関節です。
手のひら側に曲げたり、甲側にそったりする動きと、小指側、親指側への横の動きがあります。
ねじる動きはほとんどないのも、ポイントです。
関節の形を知ることで、そのかたちにそったイメージで、体を動かすことができます。
この構造にそった動きを意識することで、手関節のコントロール性があがったり、ケガをしにくい体の使い方につながったりします。
特に手の動きは、力んだりすると指先の動きが出やすくなり、手関節側が不安定になりがちです。
手の関節側(尺骨、橈骨、手の小さな骨のつなぎ目部分)を意識して動かすと、手首が安定しやすくなります。
ヨガのポーズのような手で体重を支える動きをする場合は、手関節側をイメージしながら動いてみて、いつもとの違いを感じてみるといいです。