今日は、下半身のアウターマッスル第一弾、大殿筋(だいてんきん)のおさらいです。
もう一度、確認して記憶を深めておきましょう。
1.大殿筋の起始停止
まずは、この筋肉の起始停止をみていきましょう。
起始:骨盤の背中側
停止は:大腿骨後面、腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)
です。
たくさんの場所についているので、言葉で覚えるのではなく、イラストをみてかたちや位置を確認してみましょう!
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2015/07/146BB666-BD5B-4A45-B66D-F39670AE20AC-1024x1024.png)
次は、横からこの筋肉をみてみます。
停止の一部は、骨ではなく、腸脛靭帯という靭帯についています。
この筋肉は、股関節をおおっています。
そのことから、股関節のいろんな方向の動きに関係するのが分かります。
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2015/07/0EC44FF8-E18E-4B83-AD0A-796002A222E1-1024x1024.png)
次は、この筋肉の作用みていきます。
2.大殿筋の作用
1つ目の作用は、【太ももを背中側に伸ばす】です。
大殿筋は骨盤後面から股関節外側についているので、大腿骨を外にまわす動きも加わります。
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2015/07/A5EC7964-FB34-4106-87D8-26FA3C2F9F8A-1024x1024.png)
2つ目の作用は、【股関節を外に開いたり、閉じたりする】です。
大殿筋は股関節をおおうようについています。
大殿筋の上側が働くか、下側が働くかで動きが変わります。
上側が働くと、股関節を外に開き、下側が働くと反対に閉じる動きとなります。
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2015/07/30069B85-52DB-4036-8C24-9B09C504BCA0-1024x1024.png)
3.大殿筋はどんな動きで使いますか?
大殿筋は股関節を後ろに伸ばしたり、外や内側に動きで使います。
体を反る動きが出てくる動きで下半身を安定させるために使われていることが多いです。
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2015/07/238AF5C9-6DFE-4394-A9C5-7202DC741AAA-1024x1024.png)
4.大殿筋を意識して動いてみよう!
最後はこの筋肉を意識して動いてみて下さい。
筋肉を意識することでどう感じ方が変わるかをみてみましょう。
また、大殿筋のどこを使うかで、どう動きが変わるのをみてみましょう!
![](https://anatomy-yoga.com/wp/wp-content/uploads/2015/07/818A58E2-65A4-447D-96BF-953E3C8C17D6-1024x1024.png)