今回のテーマは、「腸骨筋(ちょうこつきん)の作用」です。

筋肉の作用をみるとき、筋肉が骨のどこについているかと、またいでいる関節を知ることが大切です。

そして、その作用は、筋肉の両端のどっちが固定されていて、どっちが動くかで見た目の動きが変わってきます。

腸骨筋の作用は、骨盤側が固定された場合と、大腿骨側が固定された場合の2つのパターンをみておきましょう。


まず、骨盤側が固定されていると、【股関節を曲げながら外にひねる】です。

イラストの左脚のような動きです。


反対に、大腿骨側が固定されている場合は、骨盤が大腿骨側に引っ張られるので、【骨盤が前に傾く】です。


●腸骨筋の作用 1分動画 ↓


次は、腸骨筋がどんな動きで使われているかをみてみましょう。