開脚ができない人、股関節を内側に曲げるとつっかえる人向けの柔軟性アップのための簡単ストレッチです。
ストレッチの対象となる筋肉は、股関節内転筋群(こかんせつないてんきんぐん)です。
股関節内転筋群は、骨盤と大腿骨の緑と青のボンボンの位置についています。
股関節内転筋群は、骨盤と大腿骨の間の股関節(こかんせつ)をまたいでいて、股関節を内側に閉じる作用があります。
そのため、この筋肉の柔軟性が低くなると、開脚のような脚を左右に開く動きがしにくくなります。
日常生活では大きく開脚するような動きが少ないので、運動不足の人は気が付かないうちに硬くなっていることも多い筋肉です。
右の股関節内転筋群をストレッチする場合
・右脚の膝を伸ばして外に開きます(45度くらい)
+
・体を股関節から右脚の方向に倒します
これでストレッチできます。
股関節内転筋群は股関節をまたいでついているので、股関節からしっかり曲げるのがポイントです。
●股関節内転筋群(こかんせつないてんきんぐん)のかたちと場所 1分動画 ↓
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