今回は腹直筋(ふくちょくきん)筋のまとめです。

腹直筋のかたちやどの骨のどこについているかをみてみましょう。


1.腹直筋の起始停止 

この筋肉がついている骨の部位は、

起始:骨盤前面
停止:肋骨(5~7番目)、剣状突起(けんじょうとっき)

です。

たくさんの場所についているので、言葉で覚えるのではなく、イラストをみてかたちや位置を確認してみましょう!!




次は、この筋肉の作用をみてみます。

2.腹直筋の作用


この筋肉の作用は、【お腹を丸める】です。

お腹の丸め方はいろいろありますが、肋骨と骨盤の前がまっすぐに近づく動きです。




3.腹直筋はどんな動きで使いますか?

腹直筋は、お腹を丸める動きで使われています。

また、立位で体を反るときに、腰を安定させるためにも使われます。

イラストをみながら、どんな動きで使われているかを確認してみましょう。




4.腹直筋(ふくちょくきん)を意識して動いてみよう!!

これまで、腹直筋の起始停止、作用を学んできました。

最後は、この筋肉を意識して動いてみましょう。

そして、いつもとの違いを感じてみましょう。



腹部の筋肉には、他にも腹横筋(ふくおうきん)外腹斜筋(がいふくしゃきん)内腹斜筋(ないくしゃきん)などがありますが、慣れてくるとこの違いも分かるようになります。

自分の体で、筋肉を感じながら学ぶことで、リアリティを感じる解剖学ボディイメージができてきます。

1つ1つの筋肉をゆっくり学んで、少しずつ解剖学ボディイメージをつくっていきましょう。


次は、4つの腹筋の1つ、内腹斜筋(ないふくしゃきん)を学んでみましょう。