今回のテーマは、「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)の作用 その2」です。
前回は、脊柱起立筋の両側が働いた場合の作用をみました。
今回は、脊柱起立筋の片側が働いた場合の作用です。
この筋肉をイメージしながらみていきましょう。
片側が働いた場合の作用は、【体を横に曲げる】です。
脊柱起立筋は骨盤から後頭部にかけてついているとても大きな筋肉ですので、どの部分を使うかで体のどこが横に曲がるかが変わってきます。
また、外側の筋肉である腸肋筋(ちょうろくきん)、最長筋(さいちょうきん)の方が、背骨側についている棘筋(きょくきん)より体を横に曲げるときによく働いています。
次は、脊柱起立筋がどんな動きで使われているかをみてみましょう。