今回のテーマは、「小円筋(しょうえんきん)の作用 その2」です。
今回は、棘下筋と小円筋の作用の違いをみてみましょう。
基本的に、この2つの筋肉はとても作用が似ていますが、腕を肩の高さまで挙げた時にその違いがよく分かります。
イラストをみながら、棘下筋と小円筋がそれぞ縮んだ場合の上腕骨をひっぱる方向の違いを確認してみてください。
筋肉がつく位置が違うので、それぞれ縮む方向も違うので、その違いが腕をひねる方向の違いになります。
腕を挙げた位置では、棘下筋は背中側に腕を曲げますが、小円筋は脇の方向に腕を引っ張るので、棘下筋より小円筋の方が、腕を外にひねる作用が強くなります。
●小円筋の作用 1分動画 ↓
次は、小円筋がどんな動きで使われるかとみてみましょう。