今回は、「前鋸筋はこんなときに大活躍 掃除機をかけるとき」です。
前鋸筋は脇腹のあたりについているノコギリのようなかたちをした筋肉です。
前鋸筋は、肩甲骨をお腹側に押し出す作用があるので、掃除機をかけるときのように腕を肩甲骨から使うときに活躍しています。
同じように腕をお腹側で使う動きでも、肩関節から腕を使うのと、肩甲骨と肩関節の両方をしっかり意識して腕を使うのでは、動きが違ってきます。
肩関節から腕を使うだけだと、肩への負担が集中しやすくなります。
それに対して、肩関節と肩甲骨の両方を使うことで、筋肉への負担が分散されるので、掃除のときに腕が疲れにくくなります。
このように、生活の中で頻繁に行う動きの体の使い方を変えることで、生活の中での体への負担を軽減し、こりや痛み、疲労を予防することができます。
●前鋸筋(ぜんきょきん)の作用 1分動画 ↓