今回のテーマは、「長趾屈筋(ちょうしくっきん)と長母趾屈筋(ちょうぼしくっきん)の作用をみてみよう!」です。
これらの筋肉の起始停止から、この筋肉の作用を考えてみましょう。
長趾屈筋と長母趾屈筋の作用は、【足首を伸ばして、指を曲げる】です。
同じうように、下腿の後面についている後脛骨筋(こうけいこつきん)、腓骨筋(ひこつきん)も同じように足首を伸ばす作用はありますが、足の指にはついていないので、足の指を曲げる作用はありません。
起始停止を知ることで、このような細かな違いが分かってきます。
次は、長趾屈筋や長母趾屈筋がどんな動きで使われているかをみてみましょう。