今回は、上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)のまとめです。
まずは、筋肉の起始停止をみていきましょう。
1.上腕三頭筋の起始停止
前回お伝えした上腕二頭筋が腕の前面についている筋肉なら、この筋肉は後面についています。
二の腕の裏のプニプニした部分の奥についている筋肉です。
この筋肉は、3つに分かれているので、上腕三頭筋といわれています。
かたちが名前の由来になっています。
上腕三頭筋がついている骨の部位は、
起始は:肩甲骨と上腕後面
停止は:尺骨(しゃっこつ)の後面肘側
です。
イラストで、筋肉のかたちやどの骨のどの部位についているかを確認してみましょう!!
そして、骨や筋肉をイメージしながら、上腕三頭筋の作用を考えてみましょう。
2.上腕三頭筋の作用
この筋肉の作用は、【肘を伸ばす】です。
肩関節もまたいでついているので、肩を伸ばす作用もあります。
この筋肉は、上腕二頭筋と裏表の関係になる筋肉です。ですので、ペアで覚えておくと分かりやすいと思います。
次は、上腕三頭筋がどんな動きで使われているかをみてみましょう。
3.上腕三頭筋はどんな動きで使いますか?
上腕三頭筋は、肘を伸ばす動きで使われています。
下のイラストをみながら、どんな動きで使われているかを確認してみましょう。
次は、実際に上腕三頭筋を意識しながら動いてみましょう。
4.上腕三頭筋を意識して動いてみよう!
最後は、この筋肉を意識して動いてみて下さい。
筋肉を意識することでどう感じ方が変わるかをみてみましょう。
自分の体で、筋肉を感じながら学ぶことで、リアリティを感じる解剖学ボディイメージができてきます。
1つ1つの筋肉をゆっくり学んで、少しずつ解剖学ボディイメージをつくっていきましょう。
次は、前腕についている前腕屈筋群(ぜんわんくっくっきんぐん)を学んでみましょう。